保健所・保健センター

全国に600ヶ所あるといわれる保健所は、地域の実態を把握し、 栄養指導や支援を行う役割も果たしています。 このため、保健所には管理栄養士もおり、身近で栄養相談が受けられる 特徴があります。

保健所で働く管理栄養士の仕事は、地域の人から受ける栄養相談だけでなく、 地域の中で集団給食を行っている施設への巡回、地域住民への講習会、 集団検診での栄養指導などを行います。

保健所よりも地域密着型の保健センターでは、母子、高齢者などの 栄養相談を受け持っています。 母親学級や集団検診での離乳食指導、離乳食講座、 高齢者の健康相談などでの栄養指導が、主な仕事です。
こうした栄養相談は、個別に行われることが多く、相談者の生活スタイルを考え 、実行できる効果的なアドバイスを行うことが求められる仕事です。

保健所や保健センターは人気の職場ですが、保健所や保健センターで働く 管理栄養士は公務員なので公務員試験を受ける必要があります。

さらに、企業でも健康相談の窓口を設けたり、診療所がある場合、 管理栄養士をおき、従業員に対して栄養指導を行っている会社もあります。
従業員を対象とする栄養相談は、定期健診のあとなどに相談が増えるのが特徴で、 相談の件数や企業の依頼によって、社員向けの健康セミナーを開催したり、 健康メニューの料理教室を開催したりすることもあるようです。

このように栄養相談を主な仕事とする管理栄養士には、 管理栄養士としての専門的な知識だけでなく、 相談者から必要な情報を聞き出すコミュニケーション能力が求められる仕事だといえるでしょう。

このページのトップへ